どのように働けたら、私はしあわせなのだろう。思えば私は、社会人になってからずっと、この問いを追いかけ続けてきた気がする。
私にとって働くことは、約束通りのお給料が振り込まれればいい、ということではない。とはいえ、やりたいことを仕事にできても、暮らしていくのに足りるお金を手にできなければ困る。
初めての就職活動をしていたとき、私が仕事の条件として考えていたことは「職場が渋谷か代官山か原宿で、肌色のストッキングを履かなくていい仕事」だった。
バカみたいな条件だと思われるかもしれないけれど、当時の私にはそれがたいそう大事なことだったのだ。実際、それは叶えられたのだけれども、3か月後には異動が決まった。
社会人になってからずっと、私は働くことが好きだった。
けれども、「働き方」がしっくりこない気がずっとしていたし、しっくりくる働き方を求めて、転職を繰り返していた。
お昼休みの時間を自分で決めたい。
人より多く休みたいわけではないけれど、休みの日は自分で決めたい。
始業時間と終業時間を自分で決めたい。
そんな思いがどんどん募っていく。
どうやら、私にとって「心地よくはたらく」のものさしは、
働く時間を自分で決められること
だったようである。
(今はもう、肌色のストッキングを履いてもいいと思っているけど、結局、履く機会はない)
他の人の「心地よくはたらく」はどうなんだろう?
みんな心地よくはたらいているのだろうか。
働き方に悩んだり、自分らしい働き方を模索している人に読んでほしいのが、 こちらのインタビューマガジン『 AMooo』。

私が受講している「エディターズ・クラス」で、共同マガジン『AMooo』を制作しました。
受講生がさまざまな業界で働く10人に「心地よくはたらくためのマイルール」を取材。子育てを機に公務員からフリーランスに転身した方や101歳のアパート大家さん、イタリアでバイオリン製作に励む日本人女性など、多様な「マイルール」が収められています。
誰しも、ひとつくらいは、世の中の「標準」や「規格」にあてはまらないことはありそうだ。
家族のかたちや自分の体、働き方もそう。
決められた場所と時間で働くことが難しい人や適していない人もいる。
10人それぞれのマイルールの中に、自分にとっての「心地よくはたらく」を考えるヒントが見つかるかもしれません。 働き方に迷ったことがある人に、10人の「マイルール」をのぞいてもらえたら嬉しいです。
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