50代から始めたっていい。長い中年時代を楽しく生きるヒント3選

当ページのリンクには広告が含まれています。
50代から始めたっていい。長い中年時代を楽しく生きるヒント3選

このブログでは、「40代からのこころとからだを整える」をテーマに、本を紹介しています。そんな私も40代後半となり、そろそろ50代が見えてきました。
人生100年時代といわれる今、50代は人生の折り返し地点です。これからの日々をどう過ごしていくか考えるなかで、少し先をゆく人たちがどのように50代を迎えたのか知りたくなり、本を読んでみました。

目次

『中年に飽きた夜は』 益田ミリ:著

私は、益田ミリさんの作品が大好きです。「すーちゃん」シリーズを機にファンになったのですが、特に『僕の姉ちゃん』と『スナック キズツキ』は、ドラマ版も好きで繰り返し観ています。

うすうす思っていたけれど、気づかないふりをしていたことや、心の奥にしまいこんでいたチクンとした思いなど。ミリさんの作品の中で、それらの気持ちを代弁してくれているような気がしています。

物語は、主人公のジュンさんが50歳の誕生日を迎えるところから始まります。

残りの人生、という言葉が染み入るようになったな

の言葉に、「わかる~」とうなずいてしまいました。読み進めていくと、さらなるパワーワードが登場します。

人生ってほぼ中年やん?

ブラボー!
本当にその通りですよね。「人生ってほぼ中年」私もずっと思っていたことです。若者から人生を折り返して中年になっていくわけではなく、すでに中年の体で生きているというのに折り返し地点にいて、この先も長いのだ。

実家で家族と食事をしたある日の帰り道、ジュンさんはこんなふうに思うのです。

わたしはたぶんこの先
繰り返しの日々をやんわり受け入れながら
老いていくのです

けれども
楽しいことを見つけたい気持ちは
この胸の中で
枯れずにいる

そうそう。アラフィフにもなると老いを自覚することも増えるけど、ワクワクへの気持ちは枯れていない。このあと、ジュンさんは、いつもの行動をちょっと飛び越えて、楽しいことをするのでした。

期待通り、自虐するでもなく加齢を笑い飛ばし、明るい未来を期待できる読後感でした。

『50歳になりまして』 光浦 靖子:著

お笑い芸人の光浦靖子さんが、カナダに留学したことは、ご存知の方が多いかもしれません。この本には、光浦さんが留学を決意してからカナダに行く前の日々のことが綴られています。

彼女がカナダ留学を決めたことを知ったとき、「ひとつの人生でいくつもを手に入れる人がいるんだな」と羨ましく思ったものでした。

でも、当たり前だけど、有名人にも1人の人間としての悩みがあるわけで。
読み進めていくうちに、老いや将来に対する不安、仕事のこと、人間関係、更年期世代に突入した体調の変化など、うまくいっていそうな人にも悩ましいことはあるのだ、ということを知りました。

有名人にしかわからないプレッシャーもあることでしょう。

それでも、彼女が留学を決意したのにはこんな理由があったといいます。

もうすぐ50歳、もう考え方を変えられるほど柔軟じゃない。だったら、ひん曲がったなりにナチュラルに生きてみよう。

「逃げ」と「新しい挑戦」の線引きなんて曖昧なもんだ。これは「挑戦」だ。

「いいぞ、いいぞ、開き直り上等!」と拍手したくなりました。
中年になったら、この、あきらめに似た感覚がむしろ、挑戦を後押しする気がします。

『50代、「心地いい暮らし」は自分でさがす』 しょ~こ:著

Instagramの発信が大人気のしょ~こさん。素敵なインテリアの団地暮らしから、2拠点生活、海外ひとり旅など、さまざまなチャレンジをしています。書籍の中で、特に印象に残った言葉がこちら。

 世間では「50代といえば、そろそろ老い支度を」というのが一般的な感覚かもしれません。メディアを見ていても「年齢とともに暮らしを小さくする」という暮らし方が推奨されていて、どうにも違和感がありました。
 私は「いやいや、縮小ボタンを押すのはもっと先でいいよね。なんなら今から拡張ボタンも押せますよ?」なんて感じていました。

私は30代半ばで持病のSLE(全身性エリテマトーデス)を発症したことを機に、その後10年くらいの間、体力をセーブすることを優先してきました。ここ数年で、持病の症状も落ち着いてきて、今は「もっとアクティブに!」「やりたいことを、どんどんやろう」と思っている時期です。

だけれども、アラフィフと呼ばれる年齢になった今、しょ~こさんが感じているように、メディアには縮小モードを推奨するコンテンツが目につくようになりました。

まだやりたいことがあるのに。まだ見てみたいものがあるのに。もう人生を縮小?
そこに違和感を感じてはいても、確かに自分でも老いを感じる瞬間はある。この年齢からチャレンジって遅いの?なんて不安になりかけた私に、しょ~こさんからエールをもらった気がしています。

おわりに:中年を強みに、新しいことにチャレンジしてみるのも悪くなさそう

今回ご紹介した3冊に共通しているのは、楽しいことをしたり、新しいことを始めるのに遅いことはない、というメッセージだと思いました。
光浦さんやしょ~こさんのように、多くの人に見られながらの挑戦は、きっとプレッシャーもあることでしょう。
一方、ミリさんの作品の主人公ジュンさんのように、ささやかな1歩を踏み出すことも挑戦だと思います。

中年になると、体力も物覚えなど、若い頃と同じようにはいかないことも増えます。
でも、私たち中年世代は、人生や社会の新人ではありません。これまで積み上げてきたものを強みに、新しいことにチャレンジしてみるのも悪くなさそう。3冊を読んで、そんなふうに思いました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次